突然ですが、「ウンナ母斑(ぼはん)」って言葉を聞いたことがありますか?
今回は、赤ちゃんのうち約4人に1人がもって生まれてくるアザの一種「ウンナ母斑」の原因や、特徴など解説します。
記事の最後に、ウンナ母斑にまつわるステキな言い伝えも紹介しているので、是非最後までお読みください。

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ウンナ母斑とは…

新生児の後頭部からうなじにかけてある赤いアザで、新生児の20~30%、つまり、約4人に1人の赤ちゃんに現れると言われています。
原因は、皮膚の下で毛細血管が拡張したり、増殖をするためだと言われていますが明確には分かっておりません。
汗疹や乳児湿疹の赤みと勘違いして気付くのが遅れることもあるそうです。
ウンナ母斑の特徴
● 直接触ってみても表面にデコボコは無く平ら
● 不規則な形の紅斑で境目がどこか不明瞭
● アザの部位を圧迫すると一時的に色が消える
● 全体として逆三角形の形になることが多い
3歳までに自然と薄くなる
ほとんどは、1歳から3歳くらいまでに自然に消失するので、心配いらないそうです。
3歳を過ぎても残っていた場合は、大人になっても消えずに残る可能性が高いですが、
万が一、残ったとしても髪の毛で隠れて見えないので、そのままにしている人も少なくありません。


ウンナ母斑の治療法は?
生まれつきのもので、悪性ではないので、基本的には治療は必要ないですが、気になる場合のみレーザー治療をするようです。
目立つ位置にあったりして、将来的にコンプレックスになる可能性があるなら、小さいうちに治療することも考えるとよいでしょう。
アザは成長するにつれて大きくなるので、治療期間が長くなり、費用もかかってきます。
赤ちゃんのうちに治療をしたほうが、短時間に少ない回数で治療ができます。
ウンナ母斑のステキな言い伝え

赤ちゃんにアザがあると心配だなと感じるでしょうが、実はウンナ母斑にはステキな言い伝えがあるんです。
ウンナ母斑は「コウノトリのくちばしの跡」とも呼ばれ、コウノトリが赤ちゃんを落とさないように大事に運んできてくれた証であるという言い伝えがあります。
また、ヨーロッパでは「天使のキスマーク」と言われ、「生まれる前に天使が特に可愛がっていた子に生まれてからもすぐわかるように目印をつけた」という言い伝えがあります。
早く消えてほしいとばかり考えていましたが、これを知ったとき、なんだか我が子のアザが愛おしく感じました。
ウンナ母斑についてまとめ
ウンナ母斑は遺伝性はなく偶発性なので、ママが責任を感じる必要は一切ありません。
ほとんどは成長とともに消えるようなので、過度に心配せずに見守っていきましょう。
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