2歳前後は、生活や遊びのなかで、自分のことは自分でしようという意欲が高まる時期でもあります。
そんな時期に、「うちの子、もしかして周りの子にに比べて手先が不器用なんじゃ?」などと感じたことはないでしょうか?
- スプーンやフォークが上手に使えない。
- 絵を描くのが苦手。
- じゃんけんのチョキや写真を撮るときピースサインができない。
本記事では、そんな人たちのために、手先を使う遊びや、遊んでいるうちに手先や指先の発達がぐんぐん伸びる知育玩具を紹介します。
「手先が器用な子に育てたい」「手先を器用にする方法が知りたい」という方は、ぜひ、本記事の内容を参考にしてみてくださいね。
沢山手先を使うことで器用さアップ

指先は第二の脳ともいわれ、手先や指先をよく使うことは、器用になるだけでなく、脳や神経の発達を促すのに効果的だと言われています。
特に幼児期は、最も脳が成長する時期なので、この時期に手先を使うか使わないかによって手先の器用さに大きな差がでてきます。
そのため、普段の生活のなかで、指先を使う作業を積極的にやらせてみましょう。
また、自分でできることを親が手伝ってしまうことが習慣化していくと、それが発達の妨げに繋がってしまうこともあります。
洋服の着替え、食事、くつの脱ぎ履きなど、大人が手伝ってあげたほうが何かと効率が良いですが、見守ることも大切にしたいです。
もし、お子さんの指先を使う機会をもっと増やしたいなら、指先を使う遊びや知育玩具などを取り入れるのがおすすめです。

ここからは、手先の発達に効果的な遊びや、知育玩具を紹介していきます。
粘土遊び
粘土遊びは、触る・こねる・まるめる・伸ばすなど、手や指先をたくさん使うため手先の器用さを育むのに最適な遊びです。
思い浮かべたものを上手に形にするためには、指先の微妙な力加減も必要なため、自然と手先の器用さも身に付くでしょう。
こむぎねんどなら、主な原材料が小麦粉でできているため、万が一口に入れてしまっても安全です。
シール遊び
シールあそびは「目と手の協応を養い、思い通りに動く指を育てられる」と言われています。
大人にとって「シールを貼る」という作業は簡単ですが、実は細かい指先の動きを必要とするので小さい子どもにとっては大変な作業です。
はじめは、シールを台紙からうまくはがせなかったり、指先にくっついてしまったりと思い通りに貼ることが難しいでしょう。
しかし、同じ動作を何度も繰り返すことで指先の感覚が鍛えられ、細かいところまで自分の思い通りに動かせるようになります。
シールを剥がして貼る動作に慣れてきたらシールブックなどを使って、特定の位置に狙って貼る練習をしてみるのもおすすめです。
ハサミ練習
保護者がそばで見守るなど、安全面に配慮すれば、2歳頃からはさみの練習を始めることができます。
はさみを開閉したり、ガイドに沿って切りぬいたりすることで、手や手首の調整力を育みます。
同時に、刃先は人に向けない、使ったら元の場所にしまうなど、ハサミの危険性を学ぶことで社会性を身につけることもできます。
幼児向けのはさみ練習プリントが無料でダウンロードできるサイトもあるのでお子さんのレベルに合わせて活用してみてください。
ハサミ練習プリントを無料でダウンロードできるサイトが知りたい人はこちら
ドミノ倒し
ドミノ倒しは、「ドミノを並べて倒す」というシンプルな遊びですが、手指の繊細なコントロールを必要とします。
ドミノを倒れないように慎重に並べることで、手先の器用さだけでなく、集中力を持続させる練習にもなります。
ほかにも、自由にコースを考えることで創造性が養われ、距離や位置を考えながら並べることで、空間認識の能力が身につきます。
手遊びうた
手遊びうたは、リズムに合わせて遊びながら手や指先を動かす練習ができ、親子のスキンシップにもつながります。
巧緻性を育てるためには、動きを完璧にやる必要はないので少し難しい指の動きがある手遊びうたにもチャレンジしてみましょう。
保育園で教わったおすすめの手遊びうたを2つ紹介するのでぜひ親子でやってみてください。
「のねずみ(いっぴきののねずみ)」は1匹ずつねずみさんが増えていく手遊びで、指で1〜5の数字をつくる練習にもなります。
「うさぎさん」は、2本の指でうさぎさんの耳の動きを表現する手遊びうたで、ピースサインが苦手なお子さんの練習にもおすすめ。
レゴブロック
細かいパーツをあつかったり、力加減を調節しながら組み立てたりするので、自然と手先の器用さが身につきます。
手先を使うのがあまり得意ではないなら、1〜3歳対象の「レゴデュプロ」がおすすめです。
一般的なレゴブロックの2倍ほどの大きさがあり、角が丸いため、小さいお子さんでも安心して遊ぶことができます。
オーソドックスで長く使えるものがいいという人には「レゴ (LEGO) クラシック 黄色のアイデアボックス スペシャル 10698」がおすすめです。
レゴクラシックの内容やサイズ感が知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
【動画あり】3歳児とレゴクラシック黄色のアイデアボックス〈スペシャル〉で遊んでみた。
ひも通し
簡単に思えるひも通しですが、片方の手でパーツを持ち、反対の手でひもを穴に通したらひもを持替えて……と工程が多いです。
左右の手で異なる動きをしながら細かな作業を行うため、指先の機能を高めることができます。
パーツの穴に紐を通すものだけでなく、布を縫うようにボードの穴に紐を通すタイプもあります。
大工さんセット (工具セット)
大工さんセットはネジや、ドライバー、ノコギリなどの工具がセットになっており、本格的な大工作業が体験できます。
ねじったり、たたいたり、引き抜いたり指先のトレーニングになるだけでなく、道具の名前や使い方を覚えることができます。
JUST style『はじめての大工さん』は、日本の成分検査安全基準をクリアしているので万が一舐めてしまっても安心です。
MonteMiaの大工さんセットは、本物の道具でお子さまサイズ!おもちゃではなく、大人の使っているもので遊びたがるお子さんにもおすすめです。
ペグさし
ペグさしとは穴のあいた板にペグを差し込んでいくもので、モンテッソーリの教室や療育施設などの現場で実際に指先トレーニングとして使われている知育玩具です。
見本と同じようにペグを並べるときに、タイムを測ったり、制限時間を設けたりするとお子さんのやる気も引き出せるかもしれません。
「カラーリングのペグ遊び」は、基本のペグさしの他に、棒通しやひも通しとしても遊べるHABA社人気の知育玩具です。
「ボーネルンド ファンターカラー 600」は、キノコ型の大小カラフルなペグを白いボードの穴に差して自由にイメージを表現できます。
ボートが4枚はいっているので、兄弟や友達と一緒に遊んだり、ボードをつなぎあわせれば大きな作品を作ることもできます。
スタッキングストーン
手先や指先の発達を促す代表的なおもちゃとして「積み木」もよく挙げられますよね。
今回紹介するのは一般的な積み木ではなく、いろいろな大きさ、角度でカットされたスタッキングストーンという石ころのような積み木です。
少しずつ角度を調整しながら絶妙なバランスを見つけて積み上げなければいけないため、バランス感覚が養われます。
おしゃれな見た目でインテリアとしても飾っておくこともできるし、難易度が高いので大人も没頭してしまうおもしろさがあります。
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