娘が1歳8ヶ月の時に歯石を発見し、歯医者に駆け込んだ体験談を以前ブログで紹介しました。
その時、治療は3〜4歳になってからと言われたので、まだまだ先のことと思っていたのですが、嬉しい急展開があったので報告したいと思います。
歯石治療は何歳からできる?
歯石があれば、1歳~2歳の小さな子どもでも歯医者で取り除くことができます。
しかし、嫌がっているお子さんを無理矢理押さえつけて治療を行うと、歯科器具でお口の中を傷つけてしまう恐れや、トラウマを植え付けてしまう可能性があります。
小さいお子さんの場合は、細菌の繁殖量が少ないので、虫歯が一気に進行してしまうことは少ないです。
そのため、よほど状態が良くないという以外は、無理に取り除かない歯医者さんがほとんどです。
娘のかかりつけの歯医者さんでも、同様の理由で、治療はじっと座っていられる3〜4歳くらいになってからと言われました。
とはいっても、その間に虫歯に悪化しないかなど、歯石を見るたび気がかりで、どうにか早く治療できないだろうかとずっとモヤモヤしていました。
2回目の定期検診で嬉しい変化
初めての受診から4ヶ月後に、定期検診とフッ素を塗布してもらいに再びかかりつけ医院を訪れました。
初めて歯医者に行った時は、椅子に座った時点で何かを察して泣いていたのですが、今回は、全く泣きもせず、先生の「お口あーんしてみて。」「次はいーだよ。」という指示にも上手に対応しているではありませんか。
回転ブラシで、フッ素を塗ってもらいましたが、全然余裕そうです。
そして先生が「これはいけそうだな•••。」と呟き、「今度はコレでカリカリしてみようか!」と言って、先端がとんがったスケーラーという器具を取り出し、そのまま麻酔なしで、歯石のある箇所をカリカリと削りはじめました。
「ギ…ギ…」と削る音が聞こえて、痛くないか心配になりましたが、ここも難なくクリア。
そして、歯石を削り始めてから数分後、先生から「今のでほとんど取れました。というか全部取りました。」と嬉しいお言葉。
まだまだ治療は先になるだろうと思っていたので、思わぬ収穫でした。


幼児のうちから歯医者さんを好きになってもらうには?
先生に「前回とおんなじ子?」と冗談を言われるくらいの驚く変化(笑)
実は、我が家では、最近よく【歯医者さんごっこ】をするのですが、これが怖がらずに治療をスムーズに受けることに役立ったのではと思います。
おうちで楽しみながら歯医者さんごっこをしたおかげで、お口を長く開けている練習にも繋がったし、実際に先生が同じような事をしても安心して治療が受けられるようになったんじゃないかと思います。
また「痛くないよ」「怖くないよ」という言葉もかえって不安を強くしてしまうと思ったので、「お口の中ピカピカにしてもらえるの嬉しいね!」などと前向きな言葉で伝えるようにしていました。
そうしたことで、娘にとって歯医者さんとは、「怖い存在」ではなく、「バイ菌をやっつけてくれる味方」に変換されたようで、治療にとっても協力的になりました。
今では、休みの前の日に「明日どこ行きたい?」と娘に聞くと「ウィーンしにいく!」というくらいで、すっかり歯医者さんが好きになったみたいです。
【歯いしゃさんはこわくない/楠章子】
歯医者さんで使っている器具や、どんな風に治療をしているかなどをわかりやすく教えてくれる絵本です。
小さいお子さんにとって、歯医者さんでの治療は「今から何されるんだろう」という恐怖が大きいと思います。
予備知識を持つことで、不安や恐怖心も和らぎ、子どもの歯医者さん嫌いに一役買ってくれるかもしれません。
歯医者さんは怖くないと印象づけるには、はじめが肝心?
歯医者さんが「怖い場所」「押さえつけられる場所」になってしまうと、治療が必要な時に病院へ連れてくることすら難しくなりってしまいますよね。
治療が必要になってからだと、歯医者さんは、「痛いくて怖いところ」というイメージに繋がりやすいため、定期検診やフッ素塗布など子供の負担も軽いうちに、ごっこ遊びで練習していたのが良かったと思います。
2歳前後になると、ごっこ遊びで親と少しずつ会話のやりとりができるようになる子もいると思うので、是非おうちでやってみてくださいね。
以上、2歳3ヶ月の歯石治療レポートでした。最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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