個性的なスタイリングと豊富なカラーバリエーションで人気の高いスズキハスラー。
なかでも赤は人気色ですが、『ボディの塗装が色褪せしやすい』と耳にしたことはありませんか。
せっかく色が気に入っても、数年で色褪せてしまうのなら購入するのを迷ってしまいますよね。
赤のハスラーが気に入ったけど、色褪せは嫌だ! という方は、本記事の内容を参考にしてみてください。
スズキハスラーが色褪せしやすいと言われる理由

車の塗装の色褪せは、水あか、花粉、鉄粉、鳥のフンなど、さまざまな原因によって劣化していきますが、大きな要因は紫外線による劣化だそうです。
一般的には鮮やかで暖色系に近い色ほど色褪せしやすいといわれて、特に赤色は、紫外線を吸収しやすいので、ダメージを受けやすく、色褪せや劣化が最も早いといわれているカラーです。
お洒落さと個性を併せ持っているハスラーは、一般的な人気色である白やシルバーよりも、赤やオレンジなどの彩度の高い色が圧倒的に人気です。
暖色系はそもそも色褪せしやすい色なので、ハスラーが色褪せしやすいというよりも、ハスラーの人気色に色褪せしやすい色が多いのがこのように言われる理由でしょう。
購入して5年目のハスラーがこちら

野ざらし状態に加え、洗車もあまりしない、ワックスもかけたことのない我が家のハスラーですが、購入から5年経っても艶を保っています。

購入当時より全く色褪せていないわけではないとおもいますが、私としてはほとんど変わっていないように見えます。

ハスラーの赤は、メタリック系なので、ソリッドカラー(パールやメタリックが入っていない色)に比べると経年劣化での色あせも目立ちにくいのだと思います。
実際問題、近年の塗料の進化、塗装技術の向上によって、塗装が紫外線で剥がれるなどの現象が起こりにくくなってきています。
今の車は10年以上経過しても発色、光沢ともに劣化が非常に小さいと言われているため、車の買い替え平均年数が約7~9年と考えると、ボディカラーを選ぶ段階で、赤色の色褪せはあまり気にしなくてよいのかもしれませんね。
昔の車のように、素地が見えるレベルの大規模な色あせは、よほど悪い環境でない限り心配なさそうです。
ハスラーの色選びは、駐車場の環境やお手入れにどれだけ手間をかけられるかなども含めて検討すると良いかもしれません。
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