チャペル挙式において、バージンロードで、父親から新郎にエスコート役をバトンタッチするセレモニーは感動的な光景ですよね。
しかし、父親との不仲が理由で「どうしても、バージンロードを父親と歩きたくない」という人もいるでしょう。
バージンロードを父と歩きたくない場合、挙式を諦めるしかないのでしょうか。
ウェディングプランナーとして多くの新郎新婦の挙式を見てきたを経験のあるわたしが、父親以外の人とバージンロードを歩いた花嫁さんの事例やおすすめ入場パターンを紹介します。
バージンロードは父親以外とあるいても問題ない。

バージンロードは、父親と歩くものと思っている方も多いと思いますが、特に決まりがあるわけではありません。
ウェディングの多様化に伴い、父親と不仲などの事情に関係なく、バージンロードを父親以外の人と歩きたいという新婦さまも多いのです。
わたしが働いている式場でも、父親と一緒に歩く人と、それ以外の人と歩く割合が、半々くらいなので全く不自然なことではありません。
出席者のなかには、なんで父親と歩かないんだろうと思う人もいるかもしれませんが、スタッフ側としては「この人父親と仲悪いんだな」とか全然思わないし、理由を探ることもありません。
父親以外なら誰がふさわしいのか

父親以外の人とバージンロードを歩く場合、最も多いパターンが初めから新郎新婦お二人で入場するパターンです。
お兄さまと一緒にバージンロードを歩かれた新婦さまもいらっしゃり、とっても仲の良いご兄弟で素敵だなと思いました。
また、エスコート役は男性というイメージが強いですが、「ずっと大切に育ててくれた人」ということであれば、お母さまとバージンロードを歩くのら、当然と言えば当然です。
他には、祖父、恩師、親友など、あなたにとって大切な人であれば、どなたでもかまいません。
新婦おひとりの入場もこれで安心?おすすめ入場パターンを紹介
新婦おひとりで入場するときも、悪目立ちしない、おすすめの演出「トレーンベアラー(ベールボーイ・ベールガール)」を紹介します。
トレーンベアラー(ベールボーイ・ベールガール)は、バージンロードで花嫁の後ろを歩き、ドレスの裾やベールを歩きやすいように持ちながら付き添う子供達のことをいいます。
おひとりの入場だと少し寂しく見えがちですが、むしろ、まるで天使たちに祝福されながら入場しているような素敵な演出ができるでしょう。
子供たちにお手伝いしてもらうことで会場内が、和やかでほほえましい雰囲気になるので、姪や甥、ご友人のお子さんなどにお願いしてみてはいかがでしょうか。
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