この記事では、子どもが、手でじゃんけんの「チョキ」や「ピースサイン」ができるようになるのは何歳ごろなのか、という疑問にお答えします。
むすめがピースサインをできるようになったのは3歳ごろ
2歳のはじめは、人差し指がまがってしまったり、3本になってしまったり、まだぎこちないです。
「何歳?」ときかれると、反対の手で一生懸命指を立てようとしている姿がほほえましかったです。

2歳8ヶ月、ゆっくり人差し指と中指を立てられるようになりました。まだ少し難しいようで、たまに薬指が浮いてしまうときもあります。

3歳になると、両手でピースができるようになりました。他にもパジャマのボタンをかけたり、お人形の髪をむすんだり、手指の細かい動作ができるようになりました。

90%のこどもが3歳0ヵ月で習得
一般的にこどもが、チョキやピースサインができるようになるのはいつ頃なのでしょうか。
静岡大学の論文によると、3歳0ヶ月になると、90%の子どもたちが手指で「チョキ」の形を作ることができるようになると言われています。
お母さんたちの体験談などを調べてみても、やはり、2歳後半から3歳くらいにできるようになったお子さんが最も多く、2歳の誕生日の時点でできる子は意外と少ないことがわかりました。
早い子だと1歳代でできるようになった子もいれば、4歳、5歳でもなかなかできない子がいたり、個人差がかなりあるようです。
参考サイト「精神遅滞児におけるジャンケンの発達過程」(静岡大学学術リポジトリ)
幼児がチョキやピースサインをできないのは脳が未発達だから?
手や指の動きは脳と密接に関わっており、指先は「第2の脳」と言われています。
2歳くらいのお子さんが、チョキやピースサインをうまくできないのは、知覚、記憶、言語、運動、などを司っている大脳新皮質が未発達であることが原因だそうです。
大脳新皮質は2歳〜3歳頃から次第に発達していくので、2歳~3歳でチョキができないのはごく当たり前のことだといえますね。
参考サイト「2歳児がチョキやピースが出来ないのは脳の発達の関係」(好奇心を満たせば育児は本当に楽になる)
ピースの練習にぴったりな、オススメの手遊びうた「うさぎさん」
「うさぎさん」は、2本の指でうさぎさんの耳の動きを表現する手遊びうたです。
保育園で教わってきたのですが、むすめがピースが上達したのは、この手遊びうたのおかげもあるのかなと考えています。
小さいお子さんが歌うととってもかわいいので是非親子で遊んでみてください。
このほかに、「手先が器用な子に育てたい」「手先を器用にする方法が知りたい」という方は、ぜひ下記の記事も読んでみてください。
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