本記事では、わたしが実際に試みた指しゃぶり防止策や、効果があった便利アイテムなどを紹介します。
お子さんよって最善策は異なるので、その子にあった方法を見つけてあげてくださいね。

この記事を読めば、指しゃぶりを卒業するヒントが見つかるでしょう。
指しゃぶりふ習慣化しないように早めにアプローチしていくことが大切

指しゃぶりは成長とともに自然となくなるもの?
最近では、『放っておいても、成長すれば自然にしなくなる』という意見もありますが、それは半分間違っていると個人的には思っています。
なぜなら、わたし自身が指しゃぶりをほとんど放置されて育った結果、中学生までやめることができなかったからです。
たしかに、人目を気にするようになり、就学前には日中の指しゃぶりは卒業できましたが、自分の意思がきかない寝ている間の無意識な指しゃぶりまではやめることができませんでした。
無理にやめさせるのは良くないですが、何もしなくてもいいわけではありません。大きくなってからもクセとして残らないように、早い段階から無理強いしない範囲で対応しましょう。
3歳未満でも歯並びや噛み合わせに影響がないわけではない
3歳未満は比較的歯並びに影響が出ることは少ないと言われていますが、しゃぶり方やしゃぶる時間が長ければ、歯並びや噛み合わせに影響がでてくる可能性もあります。
3歳未満でも、すでに歯並びに影響が出てしまっている場合や、指にタコができてしまうほど強く指しゃぶりをしている場合は、早めに卒業させる策を考えた方がいいでしょう。
ちなみに我が家の娘は、指しゃぶりの影響で2歳の歯科検診のときに「上顎前突」と診断され、はやく対処していればよかったと後悔しました。
指しゃぶり卒業までは長期戦になることもあるため、やめさせたい時期から逆算して早めに誘導してあげることが大切だとおもいます。
では、具体的に、指しゃぶりをなくすためにはどのように対応していけば良いのでしょうか。指しゃぶりをやめさせるアイディアを10個紹介するので参考にしてみて下さい。
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目標日を設定する

誕生日や進級など節目になる日を目標にして徐々にやめていけるように促していきましょう。
「〇歳までにやめようね」、「おねえさん・おにいさんになるからやめようね」など、数カ月前から継続的に言い聞かすことで、お子さんの心の準備も整いやすいです。
指しゃぶりがよくないことを話す

ある程度の年齢になり意思疎通ができるようになると、大人のお話を理解できるようになります。
「歯並びが悪くなって可愛くなくなる(かっこ悪くなる)よ。」、「バイ菌がお口に入って病気になるよ。」など、やんわり教えてあげましょう。
このとき、厳しく叱るとストレスを感じて逆効果になることが多いので、優しくアプローチすることを心掛けましょう。
絵本『ゆびしゃぶりやめられるかな』は、指を吸うことでどのようなことが起こるか、お子さんに理解してもらうために役立ちます。
指しゃぶりを続けたお子さんの歯並びの症例写真も掲載されているので、視覚的にも『指しゃぶりを続けるのは良くない』ということを伝えられます。
就寝前はスキンシップを増やす

就寝前に指しゃぶりをしてしまうお子さんには、寝付くまで手をつないだり、抱きしめたりして安心させてあげましょう。
スキンシップを増やすことで、親からの愛情や安心感が得られ、指しゃぶりの頻度を減らせる可能性があります。
ちなみに我が家のむすめも就寝前に手をつなぐ方法で寝る前の指しゃぶりを卒業しました。
何度か指しゃぶりがしたくなり、手を振り解かれたりしましたが、手を握りながら根気よく励まし続けた結果、はじめてから5日後には、指しゃぶりがなくても眠れるように習慣づけることができました。
我が家でも2歳の頃から読み聞かせしている「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」は寝る前のスキンシップにおすすめの一冊です。
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自然と指を外すように声かけをする

お子さんが指しゃぶりをしているのを見かけたら「ダメだよ!」や「やめなさい!」などとその都度注意していませんか?
口うるさく注意していると、お子さんが精神的にストレスを感じて、より執着して指しゃぶりがひどくなる恐れがあります。
指しゃぶりしているのを見かけたら、指しゃぶりのことには触れずに、自然と指と口を離すように誘導するのがポイントだそうです。
例えば、粘土やパズルなど両手を使う遊びに誘ったり、「こっちおいで」など、他のことに興味がいくように声をかけるだけでいいそうです。
我が家も夕飯作りの時はYouTubeなどに頼ってしまいますが、なるべく出来る事は手伝わせたり、一人でぼーっとする時間を減らすようにしています。
手持ち無沙汰のとき指しゃぶりしてしまうお子さんには、代わりにスクイーズおもちゃなどを握らせておくのもおすすめです。
ゆびたこの読み聞かせする

発売以来クチコミで話題を集め、今や『 指しゃぶりがやめられる絵本 』として多くの保護者から支持されているくせさなえさん作の『 ゆびたこ 』。
『 ゆびたこ 』はもうすぐ小学1年生になるのに指しゃぶりがやめられない女の子のお話。
ある日突然、親指にできてた指たこが話しかけてきて……という内容です。
絵本に登場する『 ゆびたこ 』が子どもにとっては怖いらしく、レビューをみると一発で止められたとの声も多数あります!
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子どもではなく指を叱る

指が勝手に口の中に入ってしまう設定で、「◯◯ちゃんのお口に入らないで!」などと話しかける方法です。
本人ではなく指が悪いんだと置き換えることでお子さんが指しゃぶりしてしまっても罪悪感を感じにくいです。
ステップアップシールを活用する

お子さんのモチベーションを維持するために、指しゃぶりしなかった日にはカレンダーなどにご褒美シールを貼ってあげるのもおすすめです。
シールが貯まったら「みんなでお出かけしよう」など、あらかじめご褒美を決めておくとさらにやる気が出るでしょう。
はじめはモノ目当てでも、たくさん褒められたり、成功体験を積み重ねていくことで、「自分はやればできるんだ」と自信がつき自発的なやる気につながっていくでしょう。
幼児~小学生向けの通信教育や知育教材を紹介しているサイト「ちいく村」では、ご褒美シール台紙が無料でダウンロードできます!
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指しゃぶり防止用マニキュアを塗る

見た目は普通のマニキュアのような感じですが、舐めてしまっても害のない成分で作られているので安心して使用できます。
繰り返し塗ることによって「指しゃぶる」=「苦い」と学習するようになり、改善が期待できます。
あまりの苦さに、1日でやめれたというクチコミも多く即効性も期待できそうです。
また、塗ると爪がつやつやになって嬉しいので、マニキュアが落ちないように我慢するというお子もいるようです。
累計販売数20万個を突破した爪噛み防止の苦ぁーいマニキュア「かむピタ」は、日本製でオーガニックな植物由来の成分を配合した子どもに優しい苦いマニキュアです。
絆創膏や包帯を巻く

無意識に指しゃぶりしてしまうお子さんには、指に絆創膏や包帯を巻く方法もおすすめです。
指しゃぶりしてしまいそうになったときに絆創膏や包帯が目に入るだけでもお子さん自身が気付いて思いとどまることができます。
とくに包帯は、口に入れると水分が奪われて吸い心地がすごく悪くなるので自然と吸いたがらなくなっていくことが期待できます。
また、好きなキャラクターの絆創膏ならお子さんのモチベーションも上がるのでおすすめです。
手袋や指しゃぶり防止器具をつける

絆創膏や包帯は自分でとってしまうというお子さんには、器具手袋やフィンガーキャップなどの力を借りてみましょう。
そのほかにも、サイズの大きいパジャマの袖口を縫い付けて指を隠したり、新しいハイソックスを手にはめる方法も自分ではなかなかはずせないので効果があります。
ただ、物理的に指しゃぶりできないようにする方法は1番効果がありますが、心理的なトラウマになったりする場合もあるので、本人の意思に反してするのはおすすめできません。
我が家の娘は、この方法で朝まで指しゃぶりしない日も増えてきました。お子さんがつけてくれさえすればかなりの効果が期待できると思います!

自分から進んで手袋をはめてくれる日もあれば、「絶対にしたくない!」という日や、指しゃぶりができなくて途中で「はずして!」と泣いて起きるときもあります。
無理してそうだなと思ったら一旦中断するなど本人と相談してお休みを挟みながら進めています。
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